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2006年 09月 17日
幸福
試合開始の5分前になると場内ナレーションやビジョンでのCMは終わってスタジアムは波を打ったように静まりかえり、緊迫感した雰囲気になる。試合終了後には選手挨拶→We are Diamonds→コールリーダーの喋りが終わるまで、場内ナレーションや音楽は一切流れない。サポーターの演出を生かすための、クラブの何もしないという演出。クラブとサポーターがお互いを尊重し合ってるからこその証。アウェイでは耳障りな音楽をガンガン垂れ流したり、スポンサー向けの過剰演出を行ったり、試合終了後の選手挨拶中にも関わらず、お楽しみ抽選の発表をやってるおバカなクラブもある。

某クラブでは弾幕の件や政治の介入の件でサポーターがフロントへ不信感を募らせていると聞く。サポーターを ”仲間” と考え、お互いを尊重しあいながら同じベクトルを持って上を目指す浦和。一方サポーターを ”お客” と考え、クラブの収入源くらいにしか捕らえていない某クラブ。

ここ数年浦和のフロントには補強・運営の面において驚かされることばかり。先を見すぎてサポーターがついていくのに必死なくらい。フロントとしては当たり前のことなのかもしれないが、ここまでくるのにはいろいろ紆余曲折あった。フロントに不信感を募らせた事など数え切れないほどある。でも昨今のクラブに不満を感じている人間はほとんどいないはず。

試合内容云々は信頼できる ”仲間” に任せ、我々はもっとサポートに集中しよう。サポートに集中できるクラブほど幸せなクラブはないはず。そんな話題に終始した昨日の祝勝会だった。


J1 第23節 
vsサンフレッチェ広島 2-1
2006/9/16 at 埼玉スタジアム2002
幸福_f0075838_13254516.jpg

# by red-resident | 2006-09-17 13:28 | 浦和レッズ
2006年 09月 11日
長い一日
ビジュアルの準備→試合→ビジュアルの撤収と久しぶりに忙しい一日であった。加えて不快指数100を超える暑さと湿度。1日がとても長く感じられた。苦しい試合であったけれど、勝ち点3を取れて少し疲れが和らいだ。ビジュアルの準備・撤収に参加していた方々、お疲れ様でした。


J1 第22節 
vs大宮アルディージャ 2-0
2006/9/10 at 埼玉スタジアム2002
長い一日_f0075838_0132515.jpg

# by red-resident | 2006-09-11 00:14 | 浦和レッズ
2006年 08月 31日
瞳を閉じて
数秒間、瞳を閉じると強烈な嗚咽感を身体を襲う。とは言ってもそれは試合を振り返ってのものではなく、単にお酒を飲みすぎただけの事だった。仲間の制止を振り切り、次から次へとコップを空にする。そしてホテルや家に帰って飲み過ぎを猛省する。負けは素直に認めるが、その度にお酒に頼ってしまう自分が恥ずかしい。

選手やフロント、審判に一言物申したい人は大勢いると思う。だけどそれをしても何も変わらない。我々はサポーター。その名の通り、スタジアムでサポートすることが何よりの仕事。試合で受けた悔しさは、試合で晴らすしかない。

来月から埼スタ3連戦。埼スタだからと安心して相変わらずの季節はずれの花見・宴会を経て緩い雰囲気で選手を迎えるのか。それともスタジアムが一致団結して緊張感に満ち溢れたピリピリとした雰囲気で選手を迎えるのか。横柄な物言いかもしれないが、平日に関東から大分に駆けつけた多数のサポーターのためにも、後者の形で願いたい。


J1 第21節 
vs大分トリニータ 1-2
2006/8/30 at 九州石油ドーム
瞳を閉じて_f0075838_282123.jpg


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# by red-resident | 2006-08-31 02:10 | 浦和レッズ
2006年 08月 27日
勝利の余韻に浸る暇はない
勝利の余韻に浸る暇はない_f0075838_1222281.jpg2-0から1点返された選手たちが一番苦しい時間帯。中心地から『Pride of URAWA』が始まった。ピッチ上もゴール裏も相手選手の退場と2点差になったこと、サウナにいるような蒸し暑さで集中力が欠如しがちであったことは否めない。自分自身も久しぶりに90分間が長く感じられ、頭に体がついていかないこと時間も多かった。それでも赤で埋め尽くされたアウェイゴール裏は余力を振り絞って集中し、最後まで選手達を鼓舞し続けた。

試合終了を告げる笛と共に勝ち点3を取れたことに安堵した表情を浮かべる者、2リットルのペットボトルをがぶ飲みする者、いすにへたり込む者がいて、内容をとやかく言う者は少なくとも僕の周りには皆無であった。久しぶりの遠方アウェーでの勝利は、関東から長時間掛けて駆けつけたサポーターにはたまらないものであったに違いない。

しかし次節はすぐ目の前。勝利の余韻に浸るまもなく大分戦が待っている。昨年の悔しい思いもある。頭と身体をリフレッシュして万全な状態で大分に乗り込みたい。

J1 第20節 
vsセレッソ大阪 2-1
2006/8/26 at 長居スタジアム
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# by red-resident | 2006-08-27 12:24
2006年 08月 24日
もうごめん。好試合のあとの敗戦
もうごめん。好試合のあとの敗戦_f0075838_21026100.jpgゴール裏の雰囲気は選手たちに伝わると考えている。それがサポートの魅力であり選手との一体感を生む。当然それは、スタジアム全体に広がり浦和のリズムを作る。今日はサポーターの緊張感のなさが選手に伝わったのかもしれない。コールリーダーと言われる人たちが、しきりに鼓舞するが周りの反応は鈍い。熱くなっている姿をまるで他人事のように見ている。
「もうごめん。好試合のあとの敗戦」
MDPのサポーターページにはこんなタイトルが付けられていた。このタイトルは選手をはじめとしたチームに向けられたものなのだろうけど、同時にサポーターに向けられたメッセージであった気がしてならない。今日のゴール裏の光景がまさに好試合のあとの敗戦時の緩んだ雰囲気に近いものがあった。残念ながら、『本当に勝ちたい』という気持ちが伝わりづらくなっているのだろうか。

好試合のあとに好試合をさせるために、サポーターができることは少なくない。ダレたゴール裏に試合の内容を批判する資格はない。単なる客なら必要ない。


J1 第19節 
vsアルビレックス新潟 3-1
2006/8/23 at 埼玉スタジアム2002

# by red-resident | 2006-08-24 02:11 | 浦和レッズ