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2006年 04月 13日
雨のち曇り時々堀之内
雨のち曇り時々堀之内_f0075838_027616.jpg昨日からの雨は午前中には上がり、昼を過ぎると水分を含んだ紺色のアスファルトは徐々に乾いて灰色となり、時間が経つにつれて蒸し暑さを増していった。ほぼ無風状態の上に、ただでさえ風通しの悪いゴール裏雛壇は、ビール腹の人間には立っているだけでも汗ばむ状態。未だ福岡遠征の疲れが取れていない不摂生な体にはとても堪える気候。つい先日までは長袖は手放せなかったのに、もう桜も散る頃になっていて時の流れの早さを感じた平日の駒場。九州独立を掲げるサポーターの少なさに同情しつつ試合はスタートした。

体制が整う前に立ち上がりに福岡に先制点を奪われ、出鼻を挫かれる形となった純国産メンバーで臨んだ浦和。先制点以降、貝のように自陣ゴールに張り付く福岡相手にしかし動じることなく、徐々に落ち着きを取り始め、生粋の浦和っ子・堀之内がCKから同点弾。その後はほぼ浦和ペース。ここ数試合で感じた浦和の引いた相手をどう攻めるか、攻撃が中央に偏りすぎるといった課題・宿題をクリアしていくような内容。不動のメンバーから5人が入れ替わったとはいえ、中2日とは思えない選手達の動きの良さに自然とサポーターの後押しにも気合が入る。前節の苦しい思いがあったからか、「まあホームでやるんだし、福岡だから勝つだろう」というような油断は感じられなかった。差別するつもりはないけれど、とてもカップ戦とは思えぬ熱気を感じた。

苦しいゲームが続いていただけに喜びも大きい。ただこの喜びも束の間。中2日でリーグ・京都戦が待っている。今日の喜びが油断とならぬよう、気を引き締めて埼スタに臨みたい。


ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第2節 
vsアビスパ福岡 3-1
2006/4/12 at 駒場スタジアム
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by red-resident | 2006-04-13 00:29 | 浦和レッズ


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